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伝説のカプセルマスター
 カードゲーム風の召喚RPG!
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Θ●Θ 企画意図
戦略的RPGとは何か?
 プレイヤーキャラクターを成長させてゲームを進めていくのが一般的なRPGだが、時間をかけてレベルアップすれば、物理攻撃+回復魔法でラストボスを撃破可能となる。時間さえかければ戦略もほとんどなくクリアできるのがRPGのメリットであるが、近年のRPGは成長要素が複雑になるだけで、肝心のゲーム性は変化していないように感じる。
 プレイヤーキャラクターの成長なしにRPGは成立しないのか? 解として、アクションRPGも1つのアプローチではあるが、別の切り口で考えてみた。
一般的なRPGのステータス  それは、トレーディングカードゲームの要素を取り入れたRPGである。強いカードでも弱いカードでも使い道のある、様々なシーンに対して適切なカードを準備し、状況に応じてカードを選択していくものである。これだけ書くと、スマートフォンを中心に既に存在しているゲームであるように思えるが、既存のゲームは成長ありきであり、強いカードを入手してひたすら鍛錬いくというルーチンとなっている。
 ここで重要なのは、プレイヤーキャラクターが成長しないことではない。敵が強ければ、時間をかけるかお金をかければ解決するゲームではなく、最善手を考えて解決していく展開のあるゲームを成立させることである。
システムコンセプト
 カードゲームの「収集」「構築」「選択」の要素をRPGに持ち込みたい。
 「収集」は、カード枚数の多さ、カードの入手確率、カードの図柄が重要な要素と考える。カード枚数は少なくとも100種類は用意し、できれば200種類を目指したい。レアリティの設定は行うが、図柄については、期待しないで頂きたい。
 「構築」には、既存カードゲームと同様の制限を持ち込もうと考えている。カードには色属性を付与し、同じ色で構築すると展開が早くなり、異なる色で構築すると幅広い対応が可能になるという要素を持たせたい。これにより状況に応じて構築するという要素が活きてくると考える。
 「選択」だが、ゲーム中にカードを使用するシーンについては、基本的に戦闘に関する箇所としたい。何かのギミックのたために使用することはあるにしても、基本的なシステムはRPGとし、そこにカード要素を入れていく形とする。
 カードゲームの要素を取り入れると記載したが、このゲームは対人戦ではない。CPU戦のみという話ではなく、カードを使って戦う相手がいないのだ。戦闘対象は複数の敵モンスターである。このあたりの感覚は一般的なRPGと変えないようにしている。

 スタンスはあくまでRPG。それを崩さないことを目標としたい。
ストーリーコンセプト
 本ゲームは、システム重視であるためストーリーはオマケであると考えるが、何も考えずにストーリーを組み立てることは避けたい。なぜなら、新しいルールを作ると他のゲームとの差別化は可能だが、新しいルールを持ったゲームは敷居が高い。入りにくいゲームはそれだけで敬遠される。
 そのため、RPG色を前面にだして、スクリーンショットを見るユーザへの訴求力を高めることで、ダウンロードから実プレイ、そしてプレイ継続につなげたい。正直言えば、ストーリー構築は苦手だ。だが、プレイ中のテキストが面白くてなくとも導入部分に重きを置けば実プレイまでは達成できるだろう。たぶん。
 主人公の目的は「未知なる土地および伝承への到達」である。具体的には「世界の果てという場所へ行けば、あらゆる願いが叶う」という伝承を信じ、主人公が旅立つというものだ。別に新しくもないガンダーラストーリーなのだが、最終目的は土地であることがポイントとなる。王道のRPGであれば、魔王を倒すにのは勇者一行のみであるが、今回、世界の果てへは主人公以外も目指している状況とする。これにより、競争という要素が加えられると考えている。早く到達しなかれば、他の人に到達されてしまう。これが魔王であれば、倒されればそれで世界は平和になるので、目的はその時点で消失してしまうが、土地の場合はそうではない。これも土地にした理由の1つである。誰も知らない土地への行き方、また、その途中への障害については、世界の果てへ向かう冒険者との情報交換となる。冒険者はライバルであり、協力関係でもある。様々な冒険者と関わって目的地へ到達するという形を取りたい。
 また、最終目的地へ行く途中の道は、変化に富んだものであり「行きたくなる場所」にしたい。それにより、最終目的地の価値があがると考えている。具体的には途中のステージは「世界の七不思議」をモチーフにする。ピラミッドとか空中庭園とかそういったものである。伝説の建造物をモチーフにすることで、それがこのゲームでどのように解釈されるかを想像して楽しむのもアリである。また、七不思議にした理由の1つとして「謎解き」がある。世界の七不思議には、ぞれぞれ謎が隠されており、それを解くことで最終目的地へ近づくといったものである。
 世界の果てへ辿り着くために、世界の七不思議の謎を解け!
 上記のような冒険心あふれるストーリーはRPGにマッチしていると考える。
まとめ
 いままで記載した要素を考慮して、システムとストーリーの概要をまとめてみた。
Θ●Θ システム概要
RPG(冒険)+TCG(召喚)の融合を目標とする。
  • 2D見下ろし型フィールドRPGとする。
  • 主人公は召喚士であり、基本的に主人公自身は戦闘に参加しない。
  • 敵との戦闘は、予め決められた仲間を召喚して対処していく。
  • 戦闘参加者は原則成長しない。犠牲者は出しつつも最終的に勝利すれば良いというゲームスタイル。
  • コストやカード枚数といったリソースを管理して、場に対する最適解を選択する。
Θ●Θ ストーリー概要
様々な世界を冒険し、最終的に未知の世界に辿り着くことを最終目的とする。
  • 世界の七不思議の謎を解き、世界の果てに辿り着く。(最終目的)
  • 主人公の居る世界とは別の異世界が存在し、その世界の謎を解決する。(中目的)
  • 謎の解決とは特定アイテムの入手。その為には、各異世界に存在するボス敵を倒す必要がある。
  • 各異世界にはカードが落ちていて、それを拾得することで戦略が広がる。(収集)
Θ●Θ blog
 上記文章は、開発中(2014年10月)に記載したものであり、実際のゲームとは異なる場合がある。
 基本的なコンセプトは変更しないつもりだが、記載していない実装意図や開発中に仕様変更した部分などがあると思うので、興味がある方はblogで確認してほしい。