2015/03/29(日)WWA系について

今回、フリゲ展!2015春に応募したゲームは、いわゆるWWA系ゲームと呼ばれるものだ。
WWA系とは何か?
簡単に言えば「敵との戦闘にランダム性がなく、戦闘結果が戦闘前時点から判定できる」という点にある。
この手のタイプのゲームは、CPU性能を必要としないので、かなり昔からある。

自分がプレイした中で一番古いのは、Beepに掲載されていた、
たいにゃん氏の1画面プログラム、「ウォーターゲート殺人事件」である。
(昔はゲーム雑誌にプログラムコードが掲載されていたのだ)
ゲームのタイトルからしてADVかと思うがそうではない。
ローグみたいに、敵がアルファベットになっていて、
その敵と接触すると戦闘になり、勝つと成長するタイプ。
めちゃめちゃシンプルなゲームだが、当時はファミコン時代だったので
こんなゲームでもハマってしまうのであった。

そして、PC98時代に「魔法の塔」というゲームが登場する。
これは1画面固定で塔を登っていくタイプのゲームである。
ゲーム内容はシンプルだが、テンポが良くてストーリー性もある。
その後、Windowsにも移植されている。

次にWWAとして、ブラウザ上で動作するJavaアプレットが登場する。
ドラクエクローンのやつが有名で、こちらも同じようなシステムだが、
Javaアプレットなので、動作が緩慢なのがネックだった。

そんな中、RPGツクール2000作品として「我がハサミにバラせぬものなし」が登場する。
久々にWWAをやったが、1フロアに敵がたくさん詰め込まれているため、
ゲームテンポが非常に良く、爽快感のあるゲームであった。
このゲームをきっかけにして、ツクール製のWWA系ゲームがたくさん登場している。
この手のタイプのゲームの面白さを伝えるために
作ったのが「天に届ける迎春花」であり、
我がハサミ~の影響を多大に受けているのであった。
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