2014/12/21(日)帽子世界 キャラクターについて1

まずは、女子にも人気が高い?
ボクっ子ドーラである。

<造形>
諸般の問題(はかなさがあるという理由)で
旧約ではビキニパンツだった衣装が
ハープハンツになってしまった。
個人的にはボクっ子にもかかわらずビキニであるのは
すごく面白いという感覚だったのだが、少し残念である。

dolla01.png


顔は左がプロトタイプ、真ん中が旧約、右が新約。
プロトタイプは鼻が無くて、
旧約はキリッとした感じだったが、
新約は頬に赤みがあり、優しい感じになっている。
また、瞳の色と処理が異なっている。
玩具の世界だし、子供っぽさが出るようにしているのだろうか?

<由来>
えぬ氏いわく、名前の由来はドールから来ているそうですが、
実はラピュタから来ているのかなぁ…と。
広い意味でボーイッシュという意味で。

<まとめ>
えぬ氏の過去の日記を見ると、マジェ時代からいる
ラヴィとドーラを足したような、ゴスロリっぽい黒い衣装の魔女が
ベースになっていると思う。

dolla02.png


シナリオ的に、メルの話がベースであるにもかかわらず、
プレイヤーセレクトのカーソル初期位置はドーラである。
えぬ氏が、自分の我を通し、自分の好きなものを
作り続けるというスタイルからみても、
作者自身を投影しているキャラクターなのだと思う。

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2014/12/07(日)帽子世界 システムについて1

自分のゲームのネタが無いときには、
帽子世界に頼るしかない…ということで
今回はシステムについて書いていきます。

■ステージ選択式
RPGでステージ選択式は珍しい。
フリーシナリオであるロマサガがそれに近いシステムである。
ゲーム進行の自由度が高くなるのが最大のメリットだ。
能動的にプレイすることにより、やらされている感が低くなる。
周回プレイ時には違う順序でプレイすることも可能。
敵の強さを設定しにくいが、進行度で敵の強さを更新している。
そしてそれは敵の名前の色で確認できるという親切設計である。

Coloradoは、カード式RPGということで、
経験値もステージ毎にリセットするから、
ステージ選択式にしようかと思ったけど、
それだとシナリオが組みにくいのでヤメ。

■ボスの能力を奪う
ボスが該当能力を使って攻撃してくる訳ではないが、
倒すとボスの性質に関連する能力を
使うことができるようになるシステム。
強力な能力にしているので、これがステージ選択式のシステムに
大いに意味を持たせている。
能力がただ攻撃力をアップさせるとかではなく、
ゲーム性を広げるものになっているので、
帽子を取る度に、戦略性が広がるのが楽しい。

■横スクロール
ヴァルキリープロファイルに似ているという声が多いが、
バストアップの立ち絵、左右切替会話、コンボ的なもの、
実はアクションRPGじゃない、研究室的な場所で
巨大試験管っぽいものに人間が入っている……
……確かに似ている。

本題に戻ると、シームレス戦闘をやりたいがために
移動もサイドビューにしているように見えるが、
マジェもクォータービューだったことを考えると、
他との差別化という部分が大きいのかなと思う。

ジャンプ要素については、システム的には大きな意味を
持たないが、「キャラクターを動かしている」という感じが
出ており、プレイしていて楽しい。
戦闘を回避できるのも、ストレスフリーで嬉しい。

もしColoradoの次を作るとすれば、
横スクロールがいいな~。

※次回に続きます。

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2014/11/23(日)帽子世界 シナリオについて1

今、シナリオを作っている最中ということもあり、
帽子世界のシナリオについて考えてみる。

帽子世界がマジェスティアの流れから来ているので、発想は
「魔女(=管理人)が意志を持った帽子を持っていて、
 その帽子には魔女の力を増大させる特殊な効果があり、
 魔女達は、それを取り合う」
というところから始まったのかと思われる。

となると、魔女同士を戦わせることになるが、
RPGというシステム上、敵キャラクターは、ある場所に
ずっといるという設定が必要になってくる。
ここが問題で、主人公魔女は他魔女を探して戦う必要があるのに、
戦いを受ける敵魔女は、そこに留まっていないと都合が悪い。
敵魔女には積極的に帽子取りをさせたくない理由が必要になってくるのだ。

そこで、帽子取りの理由を主人公魔女だけが知るようにし、
敵魔女には、帽子取り=デメリットという認識をさせて、帽子取りをさせていない。
基本的に帽子取りはプロバイダーも含めてタブーとしているのだ。
帽子の持つ意味はプレイヤーも分からないというところもミソで、
この謎(=主人公魔女の帽子取りの意味)を知りたいという欲求が
ゲームのプレイ動機になると思う。
それも、プレイ中に徐々に明かされていくという所も良い。
多少難解ではあるが、シナリオをシステムにうまくマッチさせていると思う。
…ということを書いていると、自分のシナリオがずいぶんと稚拙に見えてくる。

えぬ氏によると帽子世界のシナリオはメル編をベースに
他主人公にも同一のシナリオを適用したということで、
新約・帽子世界では、それぞれの主人公が異なる動機を持ち、
帽子取りをすることになるらしい。
世界の根幹部分は同一になるだろうから、
そことマッチしたシナリオを楽しみにしている。

えぬ氏の日記によると、ドーラ編のテキストを書き上げたみたいだ。
しかも現実世界が出てこないが、スケールは大きいらしい。
楽しみやな。

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2014/11/09(日)帽子世界 プレイしてみた

Coloradoを開発している最中、帽子世界がリリースされた。
Coloradoには作者のえぬ氏が作成したサイドビュースクリプトを使用しているため、
RPG探検隊は巡回サイトの1つだったので、リリース後、即プレイしてみた。

<構成について>
Coloradoと以下の点が似ている。
・主人公は6つの世界を攻略して、その後最終世界へ突入する。
・最終世界は最後まで謎。
・いろいろなジェムを与えられ、プレイヤーはそれを構築する。
その他にもあるのだが、結構目指していたものと重なっている部分もある。
他人が見れば全然かぶっていないのだが。

<ゲーム内容について>
クオリティが凄い。背景などの美術は流石といったところだ。
それでいて、システム的な部分も結構やっている。(横スクロール、シームレス戦闘など)
細かい部分の演出のコダワリが凄い。自分だったら、雑にする部分を丁寧にしている。
それでいて、手を抜いてもいい部分は手を抜いている。

帽子世界については、今後も書いていきたい。(主にネタがない時に)

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