2014/11/23(日)帽子世界 シナリオについて1

今、シナリオを作っている最中ということもあり、
帽子世界のシナリオについて考えてみる。

帽子世界がマジェスティアの流れから来ているので、発想は
「魔女(=管理人)が意志を持った帽子を持っていて、
 その帽子には魔女の力を増大させる特殊な効果があり、
 魔女達は、それを取り合う」
というところから始まったのかと思われる。

となると、魔女同士を戦わせることになるが、
RPGというシステム上、敵キャラクターは、ある場所に
ずっといるという設定が必要になってくる。
ここが問題で、主人公魔女は他魔女を探して戦う必要があるのに、
戦いを受ける敵魔女は、そこに留まっていないと都合が悪い。
敵魔女には積極的に帽子取りをさせたくない理由が必要になってくるのだ。

そこで、帽子取りの理由を主人公魔女だけが知るようにし、
敵魔女には、帽子取り=デメリットという認識をさせて、帽子取りをさせていない。
基本的に帽子取りはプロバイダーも含めてタブーとしているのだ。
帽子の持つ意味はプレイヤーも分からないというところもミソで、
この謎(=主人公魔女の帽子取りの意味)を知りたいという欲求が
ゲームのプレイ動機になると思う。
それも、プレイ中に徐々に明かされていくという所も良い。
多少難解ではあるが、シナリオをシステムにうまくマッチさせていると思う。
…ということを書いていると、自分のシナリオがずいぶんと稚拙に見えてくる。

えぬ氏によると帽子世界のシナリオはメル編をベースに
他主人公にも同一のシナリオを適用したということで、
新約・帽子世界では、それぞれの主人公が異なる動機を持ち、
帽子取りをすることになるらしい。
世界の根幹部分は同一になるだろうから、
そことマッチしたシナリオを楽しみにしている。

えぬ氏の日記によると、ドーラ編のテキストを書き上げたみたいだ。
しかも現実世界が出てこないが、スケールは大きいらしい。
楽しみやな。

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